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2017年 11月 11日
今年最後の東京での個展は11/15から、 恵比寿にあるインテリアショップ、アルフレックスさんで開きます。 笠間と益子を編集した企画展「VOISE No.00 introductiton」でもお世話になりました。 No.00のあとはそれぞれの作家をクローズアップした展示が企画されていて このVOISEシリーズの最初、No.01を務めさせていただくことになりました。 インテリアショップでの個展は初めてです。 家具と合わせて、いつもとはまた違った見え方になるのではないかなと思います。 私自身とても楽しみで、特にここ一か月はハードでしたが制作に集中できました。 新作のアカンサスレリーフ皿(gray/semi-porcelain) + + + + + そして新しい試みで、今年からイヤープレートを制作することにしました。 ヨーロッパの陶磁器メーカーがクリスマスの時期に出すものが有名ですね。 普段制作していて、ここ2年くらいで制作スピードがとても上がったことを感じています。 個展などの展示会のお話もいただけるようになり、 そちらの制作で手一杯。常設用の注文もたくさん溜まっています。 もちろんこれはとてもありがたい状況で、日々思いっきり制作に取りかかれています。 仕事があるからこそ、こうして新しいことにも挑戦できるんだと思います。 でも忙しさばかりで、その時々をこなすのが精一杯では 10年、20年経って振り返って、なにか残るものはあるのかな、とも思います。 (がむしゃらにやってみる時期も必要だとは思います) 私にとってイヤープレートは毎年の定点観測であり、 少し立ち止まって考える制作の時間です。 今年を振り返りつつ、次の展開も考えて制作しました。 これは毎年この時期に足あとを残していく、縦断的な制作です。 まずは5年、次は10年、と続けていき、 短期間の制作では気付けなかったことが見つかるのではないかと思います。 + + + + + サイズは独立以来ずっと作り続けている18cmのお皿をベースに展開していくことに決めました。 ケーキなど甘いもの、取り皿など取り回しやすいサイズかなと思います。 今年のイヤープレートは30枚制作しました。 すべてナンバリング仕様です。 イヤープレートを包む紙と、収める箱はオリジナルのものを用意しています。 ずっと空白にしてきたサインのまんなかを使うときがきました。
by potter-shin
| 2017-11-11 23:39
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