2日間のにわのわ、無事終了しました。
両日ともたくさんのお客さまにお越しいただきありがとうございました。
毎年楽しみにお越しくださるお客さまも多く、
私自身もとても楽しみにしています。
今年も出展することができ、いまは疲労もありますが
とても楽しかった2日間でした。
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時間帯によってはバタバタしていてあまりお話しできなかったのですが
午後は比較的ゆったりしていました。
午後お越しいただいたお客さまから
「不注意でちょっと欠けちゃったんだけど毎日使ってます!」
と言われたのがとてもうれしかったです。
私の制作しているものはデザイン上、繊細な箇所もあり
使っていてちょっと欠けてしまったりすることもあると思います。
それでも直して使ってくださったり
欠けた箇所をサンドペーパーで危なくないよう、すこし角を丸めたり
応急処置をして引き続き使ってくださる方もいます。
欠けたり、貫入が染まったりといった経年変化は
はたらく器にはつきものだと思います。
ずっと最初の風合いのままの器もいいですが
個人的にはそれらの経年変化でその家の器になっていくのかなとも思います。
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前に読んだ金継ぎの本で
「器のお医者さん」というワードが出てきました。
私の制作しているものは安いモノではありません。
長く使えるよう、割れや欠けなどのキズを直してあげられるような仕組みを
自分のところでできないかなぁとお客さまとお話ししていて思ったのでした。
(販売したら終わりではなく、アフターケアのようなカタチ)